お知らせ

Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」「テックタッチ」とカスタマーサクセス領域における実証実験を開始 ~「早く、安全に契約が締結できる電子契約の普及」を目指す~

 

弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:内田陽介)が提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」は、テックタッチ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:井無田仲)が開発・提供する様々なWebシステムにノーコードでナビゲーションを設置可能なSaaS「テックタッチ」とのカスタマーサクセス領域における実証実験を開始したことをお知らせいたします。

■取り組み背景
 DX推進に向けた取り組みの一環として、官民問わず契約業務の電子化が進められています。クラウドサインにおいては、電子契約市場No.1 ※1の電子契約サービスとして、2015年の提供開始以来、多くの企業や自治体で電子契約への移行を支援してまいりました。
 そのような中、電子契約サービスの浸透には「紙と印鑑による契約に取って代わるテクノロジーの活用」と「電子契約導入のための組織の変革」という2つのアプローチが必要​であると考えており、「電子契約導入のための組織の変革」においては、電子契約導入推進のための「社内体制整備」と「導入プロジェクトのマネジメント」が不可欠となっています。
 これらについては「電子契約の操作で疑問点が生じやすい部分に、あらかじめナビゲーションを設置する」など、テクノロジーの活用余地が多くあります。
 この度の実証実験では、弁護士ドットコムとテックタッチの2社が持つ知見とテクノロジーを組み合わせることにより、電子契約の普及を加速させるカスタマーサクセスの実現を目指します。
※1 株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」(電子契約ツール2020年度実績)市場占有率

テックタッチのナビゲーションが表示されているクラウドサイン画面

■弁護士ドットコム、テックタッチ実証実験概要

 この度の取り組みでは、クラウドサインをご利用中の一部企業に対して、「テックタッチ」が実装された特別プランを提供します。ユーザーがクラウドサインの操作時に、「テックタッチ」のナビゲーションを見ながら電子契約を進めることが可能になります。これにより従業員の負担軽減のほか、電子契約締結のリードタイム、社内における電子契約の浸透度、契約の電子化率などの変化を可視化し、企業における契約の電子化において、どのような体験、カスタマーサクセスが求められるかを明らかにします。


期間:2022年5月〜2022年8月
取り組み内容:「クラウドサイン」の一部のユーザーに対してテックタッチテンプレートを提供。「クラウドサイン」の操作補助ツールとして「テックタッチ」を利用可能に。

■テックタッチ株式会社 代表取締役 井無田仲様コメント

弁護士ドットコム様のクラウドサインが手がける電子契約の領域は、世の中に必要であり、世界を変えるソリューションです。弊社ではその理念に強く共感し、今回の取り組みを通じて、契約の電子化が少しでも早く、なめらかに進展するよう、ユーザー体験の向上に貢献して参ります。
これまで弊社が培ったシステムのユーザー体験向上のノウハウを、クラウドサインのユーザー様にお届けできることを楽しみにしております。

■弁護士ドットコム株式会社 取締役 クラウドサイン事業部長 橘大地コメント

 弁護士ドットコム株式会社は、この度テックタッチ社との実証実験の取り組みを心より歓迎いたします。テックタッチ社の有するカスタマーサクセス、とりわけテックタッチ(カスタマーサクセス業務の内、テクノロジーを活用してお客様体験を向上する業務のこと)領域に関する高い知見を活かして、クラウドサインの更なる顧客体験の向上に寄与することを期待しております。クラウドサインではリリース以来、顧客体験の向上を最重要視して製品価値を高めてまいりました。本実証実験を含め、クラウドサインではお客様の利便性に対して今後も投資し続けてまいります。

■ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」について https://techtouch.jp/
 テックタッチは、Web上のあらゆるシステムに入力ガイドを設置でき、正しくゴールまでナビゲーションすることで、対クライアントサポートや、対社内の問い合わせ対応といった工数負担を圧倒的に軽減するノーコードのガイド・ナビゲーションツールです。
 システムへの入力操作が分からないことで発生するミス、各種お問い合わせ対応やダブルチェック、対策としての事前説明会の実施やマニュアル作成といった業務を削減します。
導入企業様の中には、問い合わせ率33%削減、差し戻し率79%、マニュアル作成工数を大幅に削減されている大手企業事例もあります。(※1)

 2019年の提供開始以降、大手企業や官公庁を中心に、情報システム部門や人事部門、コンタクトセンターでご利用いただいているほか、最近ではSaaSプロバイダーのカスタマーサクセスツール、公共セクターでのシステム活用の一環としてもご活用いただいています。
 テックタッチ株式会社は、システムのつまづきやすい部分に、リアルタイムに表示されるガイド・ナビゲーションを通じて、すべてのユーザーがシステムを使いこなせる世界を、DXにより誰ひとり取り残されない社会を実現します。

※1:導入事例より抜粋::https://techtouch.jp/cases/mol/

<テックタッチで設定したナビゲーションの例>
https://youtu.be/ANlhdR2MJo4

クラウドサインについて https://www.cloudsign.jp/
 クラウドサインは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービスです。全てがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現します。電子契約機能は、「いつ・誰が・どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与します。リモートワークの環境下においても契約書の証拠力を担保しながら、事業活動に重要となる円滑な契約業務を可能にします。2015年の提供開始以来、企業や自治体などで幅広く導入されている、電子契約市場No.1の電子契約サービスです。

電子契約の国内標準
クラウドサイン

日本の法律に特化した弁護士監修の電子契約サービスです。
さまざまな外部サービスと連携でき、取引先も使いやすく、多くの企業や自治体に活用されています。