お知らせ

クラウドサインと「いえらぶCLOUD」が業務提携。不動産業界における書面化義務の緩和に向けて、賃貸借契約の完全電子化を実現

弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:内田 陽介)が提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」と、株式会社いえらぶGROUP(東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介 以下「いえらぶGROUP」)が提供する、クラウド型不動産管理・業務支援システム「いえらぶ CLOUD」が業務提携し、「いえらぶ電子契約」のサービスを提供開始することをお知らせいたします。



■ 提携の概要
不動産管理会社と入居者との契約を、いえらぶ CLOUD上で締結できます。契約状況の確認やリマインド、契約締結後のファイルの格納まで、賃貸借契約手続のすべての業務が、オンラインで可能になります。


▼ 不動産管理会社:契約送信 設定画面

▼入居者:契約内容確認画面



■ 提携の背景
不動産業界では多くの煩雑な手続が発生するうえ、FAXや電話を用いたコミュニケーションが根強く、アナログな業務の効率化が課題となっています。また、これまで不動産賃貸における賃貸借契約や重要事項説明は、書面化が義務づけられており(34条、35条、37条書面)、電子化の推進が難しい状況でした。
 
しかし、今年5月にデジタル改革関連法が成立したことにより、施行後は宅地建物取引業法と借地借家法を含む48法律を一括改正し、押印の廃止と書面の電子化が可能となります。

これにより、駐車場契約や賃貸契約の更新・退去にとどまっていた電子化の範囲が広がり、急速に進んでいくことが予想されます。これを契機に、いえらぶ CLOUDとクラウドサインが提携し、施行に向けて電子契約の準備を進める不動産・仲介の企業様に広くお使いいただくことを期待します。


・賃貸管理会社のDXを一気通貫でサポートする「いえらぶCLOUD」
いえらぶCLOUDはリーシング機能と賃貸管理機能だけでなく、客付業務で必要な機能も取り揃えているため、あらゆるデータを一元管理することができます。相互にデータ連携したオールインワンシステムだからこそ、自社付けを行う賃貸管理会社も、賃貸仲介から賃貸管理まで行う総合不動産会社も、「いえらぶCLOUD」1つで自社のDXを実現可能です。

 
・クラウドサインについて  https://www.cloudsign.jp/
「クラウドサイン」は、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービスです。全てがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現します。電子契約機能は、「いつ・誰が・どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与します。リモートワークの環境下においても契約書の証拠力を担保しながら、事業活動に重要となる円滑な契約業務を可能にします。2015年の提供開始以来、累計契約送信件数500万件以上の実績(※)をもつ電子契約サービスです。 6月23日より書籍「超図解 クラウドサイン入門」発売中。 ※数値は2021年4月末時点

電子契約の国内標準
クラウドサイン

日本の法律に特化した弁護士監修の電子契約サービスです。
さまざまな外部サービスと連携でき、取引先も使いやすく、多くの企業や自治体に活用されています。