2017年新年の挨拶と機能追加について

明けましておめでとうございます。
いつもクラウド契約サービス「クラウドサイン」をご利用いただきありがとうございます。

昨年の振り返りと共に、2017年に提供予定のクラウドサインの追加機能についてご紹介いたします。

2016年の振り返り

クラウド契約の爆発的な普及

クラウドサインの 導入社数は、1年間で780社から4,500社 にまで拡大し、金融業、法律事務所、コンサルティングファーム、不動産業、人材業、インターネット業など、上場企業から個人事業主まで幅の広い業種 で、想定を超える規模でクラウドサインをご利用いただきました。

爆発的に普及した結果として、クラウドサインの契約締結件数も累計4万件を超え、既に多数の取引がクラウドサイン内で行われております。契約締結を行うプラットフォームとして一定程度の認知を獲得でき、今後ますます発展するクラウド契約を安定的に普及させていく体制を構築してまいります。

高い顧客満足度

上記の導入社数により、有料の企業向けプラン、またAPIを利用して基幹システムとつなぎこむことが可能なエンタープライズプランの利用企業も想定を大幅に上回りご利用いただいております。企業向けプランは顧客満足度が極めて高く、リリース1年3ヶ月現在で退会社数はまだ0社となっております。

また、満足いただいた企業様の一部を導入事例としてご紹介しております。

株式会社クレディセゾン様

株式会社クレディセゾン様
選んだ決め手は、「契約にかかる時間とコストの削減」です。
業種:金融業 / 契約類型:債権譲渡契約書

パーソルキャリア株式会社様

パーソルキャリア株式会社様
契約締結のリードタイムを圧縮することで機会損失を防いでいます。
業種:人材業 / 契約類型:人材紹介基本契約書

株式会社クラウドワークス

株式会社クラウドワークス様
Salesforceとの連携機能がクラウドサイン選定の理由です。
業種:インターネット業 / 契約類型:検収書

株式会社SmartHR様

株式会社SmartHR様
入社手続きはクラウドサインとSmartHRで格段に便利になります。
業種:インターネット業 / 契約類型:秘密保持契約書, 雇用契約書, 業務委託契約書

次々と提供した新規機能

クラウドサインではリリース後も次々と新規機能を発表しており、顧客満足度をより高める機能から順次機能を追加しております。2016年中に追加した機能を一部ご紹介いたします。

連絡先機能

連絡先機能
あらかじめ登録した宛先を呼び出して使用できます

「連絡先」に宛先の情報を登録しておけば、書類を送信する際に登録した情報を呼び出すことができます。(2016年2月提供開始)

共有機能(cc機能)

共有機能(cc機能)
合意締結完了時、指定したアドレスに通知メールを送信します

「取引先と契約したことを自社の管理部に伝達する」ケースなど別途メールを送る手間を省くことができます。(2016年2月提供開始)

「合意締結証明書」機能

「合意締結証明書」機能
合意締結の証明書を発行します

合意締結時に「クラウドサイン」を運営する弁護士ドットコム株式会社名義で証明書が発行されます。(2016年3月提供開始)

雛形登録機能

雛形登録機能
定型の書類をあらかじめ登録して再利用できます

自社の雛形をクラウドサインに登録しておき、送信時に何度でも呼び出し可能となります。(2016年4月提供開始)

「公式テンプレート」機能

「公式テンプレート」機能
利用頻度の高い契約書のひな形をご利用いただけます

当社がNDA、業務委託契約書など、利用頻度の高い契約書のひな形を無料でご提供しております。(2016年5月提供開始)

スマートフォン締結機能

スマートフォン締結機能
受信者側はスマートフォンでも締結操作が可能です

クラウドサインでの契約締結が、スマートフォンでもできるようになりました。(2016年8月提供開始)

API機能

API機能
Web APIによるシステム連携が可能になりました

社内システムをAPIで連携することにより、社内稟議のワークフローと契約締結業務の自動連携が可能に。(2016年10月提供開始)

長期署名機能

長期署名機能
電子署名はAdobe Acrobat Readerでご確認いただけます

クラウドサインで締結した書類の電子署名有効期間を10年間に延長いたします。(2016年11月提供開始)


2017年のクラウドサイン

2017年に追加が予定されている機能や取り組みを一部ご紹介いたします。

一括帳票作成機能と一括送信機能

数百人との契約社員との契約書の再締結や、全ての取引先との個人情報の取扱同意書の締結など、従来まで多くの取引先・社員との契約書を作成するには多くの時間を要しておりました。

そこでクラウドサインでは、同種の契約に取引先名、住所など個別のテキストを挿入できる一括帳票作成機能を提供いたします。また、一括して作成した帳票は一括して取引先に送信・締結可能な機能も同時に追加する予定です。

英語対応

クラウドサインでは日本語が読める取引先に限り利用可能でしたが、英語対応をすることで海外との取引先とも締結することが可能になります。今まで海外企業との締結にはコストと時間を要していましたがこれが大幅に短縮することが可能になります。今後は中国語、フランス語など多言語対応も進めてまいります。

検索機能の進化

現在でもクラウドサインでは過去に締結した契約書を簡単に検索することができますが、今後はより利便性の高い検索機能を用意いたします。

メッセージ機能

クラウドサインを通して送信する際に個別のメッセージを追記することができる機能を
追加予定です。取引先にクラウドサインを通して送信する際、事前にクラウドサインで送付する旨連絡していただくケースが多かったですが、同機能により別途連絡する手間がなくなります。

チェックボックス機能

クラウドサイン上では従来までPDF上にテキストを追加できるフリーテキスト機能と押印欄を設置できる押印機能を利用することが可能でした。もっとも、申込書などでプランや料金を選択することはできませんでした。

クラウドサイン上でPDFファイルにチェックボックスを設置できる機能をリリースいたしますので、今後はより広い範囲の書類でご利用いただくことができます。

外部連携強化

クラウドサインでは2016年10月にAPI機能をリリースし外部システムとの連携を強化する方針としておりました。2017年はより外部連携を強化するために、外部の有力な顧客管理システムや基幹システム上にアプリケーションを提供してより外部連携を強化いたします。


2017年もお客様の契約にかかわる業務を便利にするため、契約をもっとかんたんにするための便利な機能と普及活動を全力で実現してまいります。クラウドサインの2017年に、ご期待下さい。

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