すでに触って試せるスマートコントラクトサービス「MY WISH」

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ブロックチェーン技術を使ったスマートコントラクトがどんなものなのか、何に役立つのかがよく分からない。実際に触ってみたいという方に、この「MY WISH」をご紹介します。

▼ MY WISH
https://mywish.io/index.html

ブラウザ上で、分かりやすいUI・UXで、実際にEthereumベースで動くスマートコントラクトが作成できるWebサービスです。

今現在、提供されている契約類型は、以下5種類のようです。

今回は、この中でも一番分かりやすく、かつ同サービスの詳細を説明する ホワイトペーパー でも利用例としてフィーチャーされているWill contracts(遺言契約)を触ってみることにします。ホワイトペーパーでは文章での説明もありますが、このフローチャートを見れば、このMY WISHでどんなことができるのかがだいたい分かるかと思います。

こちらは、事前に設定した条件が成就すると、wallet1=相続人からwallet2 =被相続人に対して暗号通貨ETHが送付されるという、シンプルなスマートコントラクトになります。

実際の設定画面を見てみましょう。まず契約に名前をつけて、”Send from”つまり相続人のETHを管理するウォレットと、”Send to”被相続人のウォレットを指定します。

実際に稼働しているサービスなので、ウォレットアドレスを入力すると、そのウォレットが本当に存在するのかチェックが走ります。実際にETHが入ったウォレットを保有していないと、ここで詰まって先にすすめません。ここでは、個人的に保有しているETHのウォレットを入力して次へ。

重要な相続条件の決定ですが、さきほどのホワイトペーパーのフローチャートの後に、このような説明があります。

7 According to the schedule specified at contact’s terms, service MyWish calls method of the contract for conditions check.
8 The contract uses oracles for checking wallet’s activity and transfers money, if the conditions are met.

Oraclesという仕組みを使って、一定のサイクルでwallet1がactiveかどうかをモニタリングし、ウォレットがactiveでなくなったら死亡とみなして条件成就となるようです。ユーザーが設定する遺言契約有効期間の間、スマートコントラクトがこれをずっと見張ってくれ、公証役場や弁護士等に遺言書を託す必要もありません。

この画面で契約期間、つまりスマートコントラクトに稼働してもらう期間を長く設定すればするほど、一番下に表示されるContract’s cost(契約管理報酬)が高くなるという仕組み。試しに2030年2月1日まで管理してもらう遺言契約にしてみたところ、200.08WISHと表示されました。

この「WISH」は、MYWISHが発行するポイントのようなもので、BTCかETHと引き換えに購入ができます。相場に連動して交換レートが変わります。だいたい200WISH=1万円前後になるように設定されているようです。これから10年以上遺言を管理してくれて、(この会社が倒産等しても)Ethereumが動いている限りは必ず条件が満たされると考えれば、悪くないんじゃないでしょうか。

(橋詰)

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