お知らせ

高級な契約書管理システムを不要にするクラウドサイン「契約アナリティクス」セミナー開催


電子契約の導入にとどまらず、紙の契約書もデジタル化して「契約をデータとして活かす」フェーズに移行する企業が増えています。ネスレ日本様の具体的な活用事例とともに、契約アナリティクスの進め方について詳しくご案内します。

契約データの活用に立ちはだかる「紙の契約書」という壁

仕入れ、販売、事業提携、業務の委託、人材の雇用など、企業活動のあらゆる場面に生じる「契約」。契約書には誰が誰に・いつ・どこで・何を・なぜ・どんな条件で…といった、ビジネスに関わる貴重な5W1H情報が凝縮されています。

しかし、そうした 情報の宝の山である契約書が経営資源として活用されているかというと、現実には、「万が一」の際に引き出せるように倉庫にしまい込まれているだけ、というのが多くの企業の現実です。その結果、

  • 当社との契約が有効に継続している顧客・取引先は全部で何社ある?
  • この先6ヶ月で更新期限を迎えるライセンス契約は何本ある?
  • 顧客・取引先に対する契約上の損害賠償リスクを金額換算するといくら?

といった、契約書を管理しているならば分かってもよいはずのことすら、把握できずにいます。

高級な契約書管理システムを導入し、活用をはかろうとしてきた企業もあるかもしれません。しかしながら、その運用維持にかかるコストと手間は重く、そうした契約書管理システムが5年を超えて運用され役に立っているという実例を見聞きすることは、めったにありません。

このように、契約情報をデータとして活用できない、またはその活用のためにコストがかかってしまうのはなぜか?その 諸悪の根源は、日本に根強く残る印鑑と紙による契約文化 です。

クラウドサインをはじめとする電子契約が普及しはじめたといえ、紙の契約書が流通し続ける限り、契約書に書かれた情報をデータとして活用することはきわめて困難と言わざるを得ません。

ネスレ日本様によるクラウドサインSCANご活用事例を公開

一方で、こうした 日本特有の紙による契約文化の壁をものともせず、契約書のデータ活用に成功している企業 もあります。そのうちの一社が、契約書の電子化サービス「クラウドサインSCAN」をご活用いただいている、ネスレ日本株式会社様の事例です。

ネスレ様では、2017年からクラウドサインを使った電子契約化に、そして2018年からはクラウドサインSCANを使った締結済み契約書の電子化に、弊社とともに取り組んでいただいています。

導入事例インタビューでは、自社で構築したデータベースシステムによる契約管理から、紙で締結する契約書を含めて全面的にクラウドサインによる契約管理へと移行 していただいた経緯・ポイント・得られた効果について、詳しくお話をいただくことができました。

クラウドサインSCANを活用したネスレの契約書管理術、すべてお見せします(ネスレ日本株式会社様クラウドサイン導入事例)

6月14日(金)弁護士ドットコム本社にて初の「契約アナリティクス」セミナーを実施

今後、こうした弊社のお客様の事例に加えて、さまざまな企業で法務の現場を知り尽くした弁護士・企業法務担当者の契約書管理に関する知見・ノウハウを共有させていただく機会を増やしていきたい と考えています。

その第一弾として、クラウドサイン事業部長橘が講師を務めるセミナー「契約のデータ化・分析 ー情報管理部門の役割と責任ー」を、きたる6月14日(金)に開催することとなりました。本日よりPeatixで受付開始いたします。

【IT時代の法務・総務】契約のデータ化・分析 ー情報管理部門の役割と責任ー Peatix申込み受付ページ

特に日本においては、100%電子契約になる世界にはまだ時間がかかるかもしれません。紙と印鑑を使った契約書はしばらくは発生し続けるだろう現実も踏まえた上で、法務・総務は情報管理部門として今後のデータ活用戦略を考えていく必要があります。

高級な契約書管理システムを導入せずにかんたん・低コストに契約データを活用するには、そして経営に貢献する情報管理部門へと成長するには、具体的にどのようなステップをたどればよいのか。契約アナリティクスによって実現するメリットについて、直接お話をさせていただければと思っています。

画像:tiquitaca / PIXTA(ピクスタ)

(橋詰)

関連記事

契約のデジタル化に関するお役立ち資料はこちら

こちらも合わせて読む

電子契約の国内標準
クラウドサイン

日本の法律に特化した弁護士監修の電子契約サービスです。
さまざまな外部サービスと連携でき、取引先も使いやすく、多くの企業や自治体に活用されています。