「ブロックチェーン・ゲームナイト —法は『ゲーム』を制御できるか?」開催

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エンターテインメントの力で人々の熱狂を生むゲームビジネス。これがブロックチェーン技術と融合したとき、一体何が起きるのか?ゲーム規制とITに詳しい専門家たちが、ブロックチェーン・ゲームにまつわる法の未来を語ります。

「笛吹けど踊らず」状態がいまだ続くブロックチェーンビジネス

ビットコインブームとともに ブロックチェーン技術は広く知られるようになり、ベンチャー企業だけでなく大企業もがこれを利用したビジネスにチャンスを見出そう としています。

つい先日も、ブロックチェーン・テクノロジー関連事業を展開するLayerXが三菱UFJ銀行と協業し、Security TokenとSmart Contractを組み合わせた次世代金融取引サービスの実証実験を行う旨のプレスリリースを出し、報道等でも話題となりました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000036528.html 2019年11月11日最終アクセス

こうした社会実験がベンチャーと大手金融機関・大学等研究機関との間で盛んに行われている一方で、いまだ仮想通貨交換業以外のブロックチェーンビジネスで軌道に乗っているものはほとんどない、という現実もあります。

爆発力を持ったゲームの世界と融合しはじめたブロックチェーンと仮想通貨

そんな中、ゆっくりと、しかし確実にブロックチェーンのアプリケーションとして広がりをみせつつあるのが、ゲームの分野 です。

「新技術を育てる原動力はいつもエンタメ・ポルノである」とはよく言われますが、実際にゲームの世界に仮想通貨取引を持ち込んだサービスが日本でも立ち上がりはじめています。またそんな空気を反映してか、2019年春には、そんなブロックチェーン・ゲームを題材にした小説も発表されています。

書籍情報

ブロックチェーン・ゲーム 平成最後のIT事件簿
  • 著者:沢しおん/著
  • 出版社:商事法務
  • 出版年月:20190426

それまでネットゲームの決済において主流だった有料ポイント(前払式支払手段)に代わって、ブロックチェーンによる『仮想通貨』を用いたゲームが登場したのだ。これは衡山のインシデントに対する直感を刺激した。
従来であれば、クレジットカード払い等で購入した有料ポイントはゲーム内で費消されるにとどまったが、仮想通貨であればゲーム内に用意されたウォレットへ入金して用いるだけでなく、ゲームで遊ばなくなった時点で余ったものを仮想通貨取引所へ出金し、その後に現金化することができる。
この現金化というのは、RMTの例を出すに及ばず魅力的な仕組みで、もしゲーム内でプレイヤーから別のプレイヤーへアイテムと交換する形で仮想通貨の移動が行われるとしたら、これはRMTに類するものと考えられるのではないか。(中略)仮想通貨がどのようにしてゲーム内に持ち込まれ、どういうゲームシステムを経て、仮想通貨取引所へ出て行くか。目を配っておく必要がある。
—沢しおん『ブロックチェーン・ゲーム 平成最後のIT事件簿』(インプレスR&D,2019)P37-38より

過去には、コンプガチャやリアルマネートレード等、法的課題もさまざま存在したゲームビジネスの世界。ゲームタイトル一本のヒットをきっかけに一大ムーブメントとなり、社会問題化しては批判にさらされ規制され…というサイクルを繰り返してきた業界でもあります。

小説に描かれたような形で 新しい技術であるブロックチェーンとゲームとが融合し、爆発的な熱狂を生むようになったとき、法はそれにどう反応しまたは制御しようとするのでしょうか?

法はゲームを「規制」できるか?11月28日(木)19:30〜東京カルカル渋谷で未来を読む

少し先ではあるものの、必ずやってくることは間違いない未来。今回、そのゲームとブロックチェーンがかけ合わさった近未来の法と規制のあり方をテーマとしたトークイベント 「ブロックチェーン・ゲーム ナイト —法は『ゲーム』を制御できるか?」を、東京カルチャーカルチャーをお借りして11月28日(木)19:30より開催 します。

スピーカーはこのお三方。

そして、スマホゲーム企業での法務・知財責任者を務めた経験を持つ私 橋詰が末席を汚します。

アマツ沢しおんCCO・ひかり総合法律事務所板倉陽一郎弁護士・情報法制研究所江口清貴専務理事

ゲームビジネスとIT法の双方に詳しい専門家が集まり、大胆にブロックチェーン・ゲームと規制の未来を概説し、分析し、問題提起します。ゲーム業界関係者 はもちろん、先端技術に対する規制のあり方・ルールメイキング等のテーマにご興味をお持ちの方 にもぜひご参加いただきたいイベントです。

ブロックチェーン・ゲーム ナイト Powered by CloudSign

画像:TK6 / PIXTA(ピクスタ)

(橋詰)

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