製造業

弁護士が勧める電子契約サービス

  • 2017年10月23日(月)

ネスレ日本株式会社
法務部 桝本 啓介様

 

クラウドサインは常に新しいことをやっていて、今後に一番期待できました。

貴社の事業内容について教えてください。

ネスレは、世界最大の食品飲料会社です。ブランド数は2,000以上あり、世界191カ国で製品やサービスを販売しています。
ネスレ日本では、食品全般の製造、その中でも飲料、コーヒー、お菓子、コーヒー関連の機器、ペットフードなどを扱っています。最近特に伸びているのは、介護関連施設、病院などにご提供している介護用の製品です。

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ブランド数2,000以上、世界191カ国で製品やサービスを販売する

電子契約を検討された理由は?

ネスレ日本全体で2,500人ほどいるのですが、法務部員はわずか4人です。そんな中、各事業部から契約書の閲覧や更新に関する問い合わせがかなり来ています。私個人の仕事の3割くらいを契約書に関する問い合わせへの対応業務が占めていました。
事業部の人からメールや電話、口頭で依頼を受けて、キャビネットから探す、単純作業です。弊社の法務部長の口癖は、「人が考えない仕事は、仕事じゃなくて単なる作業だ」というもの。
そこで、この仕事は本来どうあるべきなのか?という点から、相談しました。また、契約締結までの時間が、長い時には1ヶ月もかかっていましたので、その時間をなんとかしたいというのもありました。
そんな折、時代の流れによりいくつかの会社から何回か電子契約でお願いしたいというお話が出ていました。
そこで、電子契約を検討してみようと考え、昨年の夏から数社の話を聞きました。

どうやって「クラウドサイン」を知りましたか。

弁護士でもある上長が、電子契約について弁護士仲間に相談したところ、クラウドサインをすすめられたのがきっかけでした。

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ネスレ日本株式会社 桝本 啓介様

なぜ他のツールではなく、「クラウドサイン」を選びましたか?

クラウドサインは今後「紙の契約書の電子化」にも対応していくということが決め手でした。電子契約と既存契約の電子化を一度にできるサービスが他になかったためです。
電子契約の導入にあたっての一番の課題が、相手の障壁を取り除くことだと考えています。
そして相手先への負担がもっとも少ない方法が、クラウドサインだと思います。UIのわかりやすさもそうですし、弁護士ドットコム株式会社がやっているという後ろ盾があることも、その一つです。
また、もう一点、クラウドサインは新しいことをどんどんやってくれるワクワク感がある、というのも大きかったです。電子契約をやっている会社は、動きがあまりない会社が多いのですが、クラウドサインは常に新しいことをやっていて、今後に一番期待できました。
弊社ではイノベーションを大事にしています。弊社の社風とマッチするという意味でも、クラウドサインが一番でしたね。

どの部分で「クラウドサイン」をご利用いただいていますか?

まずは、ネスレが業務をお願いしている会社や継続的に取引をしている会社様からスタートし、ゆくゆくはすべての契約書をしたいと考えております。
例えば、兵庫県姫路市、静岡県島田市、茨城県稲敷市に工場があるのですが、そこに必要な物資の調達の契約ですとか、PR会社などの契約などから始めていきます。

今後クラウドサインをどのように活用していきたいですか?

クラウドサインの運用については現在マニュアルを作成し終え、社内での浸透について計画を練っている段階です。既存の紙の契約についてはクラウドサインに依頼し、年内にほぼ全てを電子化しようとしています。
紙の契約書も完全になくなる訳ではないため、今後のクラウドサインのスキャンサービスの本格始動に大変期待しております。

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